Excel
MOS一般レベル(スペシャリストレベル)の出題範囲には「グラフやオブジェクトの作成」という項目があります。グラフについては設定項目が多く、テキストだけで全てを習得することは難しいです(参考:【Excelまとめ】グラフを作成するための「理論」を本気…
MOS公式サイトで公表されているMOSのExcel2016 一般(スペシャリスト)レベルの出題範囲には「数式や関数を使用した演算の実行」と記載されています。過去問が公開されていないので具体的にどのようなレベルの問題が出題されるのかは不明ですが、履歴書に「M…
置換は文字列を別の文字列に置き換える機能ですが、挿入や削除の機能も含まれます(【Excel】置換には一括削除や挿入、入れ替えの機能も含まれる)。これを利用して、表記を統一するのに置換を使うことがあります。 ところで、WordやExcelで作成した文書のな…
置換(ちかん)とは同じ文字列を他の文字列に変える操作であり、Excelに限らずほとんどの文書作成ソフトについている機能です。たいていの場合「Ctrl+H」のショートカットキーで表示されます。単に文章を入力しているだけの場合は、置換によって一括で別の…
Excelでリストを並べ替えるときにリスト全体を並べ替えるのではなく、小さいグループごとに並べ替える場合には、「グループ化としての並べ替え」が必要です。はじめから、分類や区分のようなグループを表すデータがあればよいですが、それが無い場合には「比…
RANK関数は順位を付ける関数です。MOSではめったに出題されませんが、一般的なExcelの検定では3級レベルです。というわけで、初心者向けのRANK関数の詳しい説明については他のサイトに任せることにしたいと思います。 ところで、RANK関数については不便なこ…
時間給を計算するときには通常、単位時間あたりの金額に勤務時間を掛けますが、時間がシリアル値で入力されているのか、整数値で入力されているかによって計算の仕方が異なります。 時間のシリアル値が小数であるために誤差が発生しやすいことや、入力ミスや…
Excelで時刻の足し算引き算がうまくいかないことがあります。関数を使わなくても何時間前、何時間後を計算することはできるのですが、その方法を知らない人は多いと思います。練習する問題集もなければ、テキストにもそんなに詳しく載っていないので知らない…
実はExcelで時間の計算をするときには、内部では無限小数(割り切れない小数)の計算をしています。しかし、Excelは細かい小数の計算をするのがあまり得意ではないので、1秒未満の細かい時間を計算したり分析したりするのはあまりおすすめできません。科学…
文書を作成するときには発信の日付を入れることがあります。特にビジネスの場合は、ルールの改廃や適用の有無、お金の計算にも関わるので重要です。Excelで今日の日付を毎日入力するのが面倒だからという理由でショートカットキー(Ctrl+セミコロン;)また…
Excelは1日=24時間を「1」として扱い、1900年1月1日を1日目としてその経過日数で1900年以降の日付を管理しています。これをシリアル値と言います(【Excel】日付の「シリアル値」を本気で理解するには何を練習するべきか?)。なぜシリアル値という連番で…
「シリアル値とは~~ということで5桁の数字が出てきたら日付に変換しましょうね~」「ふ~ん」 Excelで日付を入力することが多く、ネット上にも日付の説明をしているサイトがたくさんあります。Excelで日付を説明するには「シリアル値」の概念が欠かせませ…
並べ替えとは何でしょうか? Excelの並べ替えをするときには「疑問」を持ちながら並べ替えをするべきです。何も考えずに並べ替えをしてはいけません。例外はありますが多くの場合、並べ替えとは「行の移動」です。つまり、横の関係(レコード)を保持したま…
オートSUMで合計を求めることを覚えたら式の意味を考えてみましょう。例えば、セル範囲A1~A5の合計を求めるときには「=SUM(A1:A5)」と書きます。オートフィルをすると相対参照によって合計範囲が変わります。もし、合計範囲を絶対参照にして「=SUM($A$1:$A$…
日本の学校のほとんどは4月入学、3月卒業で、4月から翌年3月までを「学校年度」と言うことがあります。Excelで日付から学校年度を求めるには原則としてEDATE関数を使います。しかし、生年月日から入学日・卒業日・学年を求めるには注意が必要です。 また、学…
4月から始まり3月で終わる年度の場合、上半期は4月~9月、下半期は10月~翌年3月となります。例えば、日付が入力されているExcelの表があって、上半期・下半期ごとに集計するにはその日付を上半期・下半期に変換しなければなりません。変換してから集計すれ…
国の会計年度や学校の年度のように4月から翌年3月までを「年度」といいます。Excelに年度を求める関数はありませんが、なぜ年度を求める関数が無いかと言うとEDATE関数を用いて比較的簡単に求めることができるからです。 企業の会計年度は企業ごとに自由に定…
Excelのグラフは設定項目がたくさんありすぎてどこから覚えていけばよいか迷ってしまいます。基本的に大きいグラフ要素から順に、よく使うものから順に練習します。そして、最後に使う頻度が少ない物が残るので、それをまとめて練習します。当サイトでも別の…
Excelのシートはたくさんの列に分かれています。Wordで長い文章を入力しても何も問題はありませんが、Excelは列で区切られているため問題となります。Excelでデータ入力の練習をする段階で「長い文字列の取り扱い」についてしっかりと理解しておく必要があり…
2019年10月に消費税が増税となり、メーカーや小売店の皆さんは値段の付け替えなどの作業が増えて面倒です。Excelで消費税の計算をするときに最も重要な問題は、小数点以下の端数処理です。表示形式で整数値にするのは問題外ですが、例えば、8%から10%に切…
これまで国家試験のITパスポート試験とその前身の初級シスアド午前試験の過去問をまとめてきました。ITパスポート試験や基本情報技術者試験を受ける人はもちろんのこと、Excelを使って仕事をしているすべての社会人が当然に知っていなければならない基本知識…
最近のITパスポートや基本情報技術者試験では、INTやMODなどの関数が出題されることが多くなりました。プラスの数の場合、INTは小数の整数部分、MODは割り算の剰余です。割り算をしたときの答えと余りでもあります。大変便利な関数なのですが、残念なことに…
現在のITパスポート試験は120分で100問の問題を解く暗記型の試験であり、表計算の問題は1問程度しか出題されません。得点率60%が合格ラインなので、表計算の問題を捨てても合否には全く影響しません。ITパスポートに合格したところでパソコンの技能の証明に…
計算が苦手な人は、Excelの関数を使うのも苦手です。Excelの関数は、足し算・引き算・掛け算・割り算ができる人を対象として作られているので、簡単な計算式が立てられない人が使えないのは当たり前のことです。 Excelで応用問題がスラスラと解けるようにな…
仕事でテキストファイル(拡張子で言えばTXT、CSV、TSV、DATなど)を扱う業務に従事している人は年々増えていると思われますが、CSVファイルのことを全く理解できていない人が多すぎて困ってしまいます。しかし、「分からないことがあったら聞いてくれ」では…
いまさら100マス計算について詳しく説明する必要は無いと思いますが、1桁同士の足し算やかけ算九九など10x10=100個の空欄(マス)を埋める計算プリントです。 ところで、小学5年生の最後のほうで割合とパーセント、歩合を習うのですが、苦手な小学生が多いよ…
Excelのオートフィルタはたくさんのデータの中から条件にあったデータを抽出することができます。オートフィルタの練習をするときも、与えられたリストと与えられた条件があって、思い通りのデータが取り出せたら終わり、といった練習をすると思います。練習…
Excelでコピーをして貼り付けるときには、必ず書式とデータの2つの情報をコピーしていることを意識しなければなりません(【Excel】セルにはデータと書式の2つの情報が別々に保存されている)。また、コピー元が数式の場合は、相対参照によってセルの位置…
小学校の算数で最も基本的な勉強は、同じ計算を繰り返して身体で覚える計算ドリルです。計算のプリント「だけ」をやっても論理的思考力が身につかないことは言うまでもありませんが、基礎的な計算ができない人に論理的思考ができるわけがないのです。現在で…
Excelのたくさんのデータから条件に合う行を抽出する方法として「オートフィルタ」があります。 オートフィルタを知らない人がExcelを使うと、統一感のないバラバラなデータを入力しがちです。これではいくら高性能なフィルタであっても抽出ができません。オ…