わえなび ワード&エクセル問題集 waenavi

当サイトはWordとExcelの実力を鍛える最高水準の特訓問題集です。リンクを張るのは自由です。みんなで勉強しましょう!

関数

【Excel関数】1次元と2次元の配列定数を使って検索または変換する数式の練習問題

配列定数と言えば、数式の中に配列定数を入れることによって数式の中の無駄な繰り返しが無くなり、その結果としてシンプルな数式になるというメリットがあります。そして、もう一つの効果として、シート上に表を入力しなくても簡単な検索または変換ができる…

LOG関数で2を底とする対数(二進対数)とO(logN)の意味を知ることは情報処理の基本である【Excel】

対数のlogを勉強するときにまず最初に習得するのは常用対数です。 【LOG・LOG10関数】Excelで10の累乗と常用対数が使えたら数値の桁数が計算できます 常用対数を習得したら次に習得するのが2の累乗と2を底とする対数です。学生の時に、2,4,8,16,32・・・…

【Excel関数】シンプルな数式を作るのに「1次元の配列定数」という方法があります(基礎編)

配列定数(array constants)は、複数のデータを1つの固まりとして数式内に入力したものです。例えば、Excelに「春」「夏」「秋」「冬」と入力すると、これらは別々の4つのデータですが、中カッコで囲んで「{"春","夏","秋","冬"}」と入力すると、1つの固ま…

Excelで論理積ANDと論理和ORの違いを考える、比較演算の掛け算と足し算

ExcelのAND関数は条件をすべて満たすときに使い、OR関数は条件を1つ以上満たす場合に使い、いずれも論理値を返します(参考:【Excel】AND関数やOR関数を使うなら、まず「論理値を返す関数」であることを理解せよ)。 ところで、AND関数のANDとは論理演算の…

1つのセルに日付と時刻を入力した場合の取り扱い、日付と時刻を分離する方法

Excelでは1つのセルに日付と時刻の両方のデータを入力することができます。このときのシリアル値は日付と時刻のシリアル値を足した値となります。 ところが、セルの表示形式によって日付の部分または時刻の部分だけを非表示にすることができるため、セルの表…

【Excel関数】小数の整数部分と小数部分を取り出す方法と合計の求め方

Excelでは、INT関数は小数を整数値にする関数、MOD関数は余りを求める関数です。特にMOD関数と小数とは何の関係もないように思われますが、実は小数でもMOD関数を使います。 ところで、小数には小数点があります。プラスの小数の場合、小数点の左側の部分を…

【Excel】0で割る計算をすると「#DIV/0!」のエラーになる理由とエラーを無くす方法

Excelで、ゼロで割る計算をすると「#DIV/0!」と表示されます。割り算で空白セルを参照すると数値の0とみなされるため、このエラーが表示されます。これを「ゼロ除算」といいます。「#DIV/0!」のエラーを無くすには、IFERROR関数等を用いて空白またはハイフ…

【MOD関数】余りの性質を利用してローテーションによって数値をずらす練習問題

足し算で「10+30」の答えは40となりますが、世の中には10と30を足して40にならないことがあります。例えば、10月の30か月後は、40月ではなく4月です。また、10時の30時間後は、40時ではなく16時です。月は1~12の繰り返し、時間は0~23の繰り返しで、基本的…

【Excel・MOD関数】余りの周期性や規則性を利用して、同じ数字の繰り返しを考える

割り算で、元の数(割られる数)が1つずつ増えると、余りも1つずつ増えますが、割り切れると余りは0になります。4で割ったときの余りは「1,2,3,0」の繰り返しとなります。このような繰り返す性質のことを「周期性」といいます。 日常生活にはこの周期性を利…

【MOD関数】割り切れること(倍数)の判定、偶数奇数の一致判定

MOD関数で求めた余りが0であれば割り切れる数、つまり「倍数」であると言えます。例えば、小学校の算数で5の倍数は、5, 10, 15, 20,・・・とプラスの数だけであると習いますが、Excelでは0やマイナスの数も倍数として扱います。したがって、倍数はプラス・…

MOD関数で小数部分や下位の桁を取り出す、下の位の一致判定

大きい数を10、100、1000などの10の累乗で割ると上位の桁を取り出すことができます(参考:【Excel】INT関数で割り算の答えを整数値で求めることを利用した応用問題)。そして、そのときの余りは下位の桁となります。例えば、3456円の金額を支払うために必要…

【Excel】MOD関数の使い方、INT関数との関係、マイナスの場合の余り

MOD関数は、割り算をした時の余り(剰余)を求める関数です。余りのある割り算は小学校の算数で習いますが、正確に覚えている人は少ないと思います。また、日常生活において「余りを求めなさい」と言われる機会も少ないと思います。 ところで、余りのある割…

【Excel】INT関数を使って同じ数を複数個繰り返す数列を作る方法

0から始まる整数の連番0, 1, 2, 3, 4, 5,・・・を3で割ると、3の倍数が登場するごとに割り切れます。そして、3で割ったときの答えをINT関数を用いて小数点以下を切り捨てると、0, 0, 0, 1, 1, 1,・・・のように、3つずつ同じ数が連続する数列になります。 …

【Excel】INT関数で割り算の答えを整数値で求めることを利用した応用問題

INT関数は、余りのある割り算の答え(商)を整数値で求めるときに使うことがあります。商を整数値で求める事例のうち、次の3つは特に重要なので、しっかりと練習しておいたほうが良いです。 一定金額を基準にしてポイントに換算する 複数のものをセットにす…

【Excel】INT関数の入力と修正、元の数を超えない最大の整数とは何か

INT関数は、整数値=Integerにする関数であり、小数点以下があればそれを切り捨てるものです。「=INT()」で囲むだけなので手軽に使えます。 ところが、INT関数で小数点以下を切り捨てにできるのは「0以上の数」だけです。マイナスの数は単なる切り捨てではあ…

IF関数の入れ子でVLOOKUPを何回も繰り返す数式は、順序を逆にすることで短くすることができる【Excel】

前任者から引き継いだExcelファイルに訳の分からない数式が入力されていて、修正することもできずに困ってしまうというのはよくある話です。インターネットの掲示板やSNSでは、解読できないくらいクソ長い数式が投稿されることがあります。 先日、Twitterで…

月末だからEOMONTH、月初や月の途中だからDATEと考えるのは間違いです【Excel関数】

ExcelのEOMONTH関数は、その関数の名前(End of Month)から月の最終日だけを求める関数であるかのように見えます。そのため、「月末を求めるときは必ずEOMONTH関数を使い、月初または月の途中を求めるときはDATE関数を使う」と勘違いしている人が多いようで…

【IF関数】3つの値を比較するときにA=B=C、A<B<Cと書いてはいけない理由

数学では3つの値が等しい場合に「A=B=C」という形の等式で表すことがあります。また、同様に3つの値の大小関係を「A<B<C」または「A>B>C」という形の不等式で表すことがあります。 しかし、Excelでは、3つ以上の値が連続する等式または不等式を記述す…

【Excel】三角関数と逆三角関数で、三角形の辺の長さや角度を求める方法まとめ

三角関数にはsin、cos、tanのほか、逆三角関数(arcsin、arccos、arctan)、割三角関数(sec、cosec、cot)、双曲線関数(sinh、cosh、tanh)などたくさんあってこのブログでは紹介しきれないくらいあります。基本的には、角度から辺の長さを求めるには三角…

IF関数の入れ子(ネスト)で3種類の表示をするときに条件の順番を間違えてはいけない

Excel関数を使う数式の引数の1つとして関数を使用すると、関数の中に関数を入れることになります。このような数式のことを関数の入れ子(ネスト)といいます。特に、IF関数の中にIF関数を入れることを「IF関数の入れ子」ということがあります。 ところで、Ex…

IF関数の条件に「等号や不等号が必要」と思っているなら、IF関数を勉強し直してほしい

Excelで、IF関数の条件(正確には論理式)を記述するときに、比較演算子であるイコールまたは不等号が必須であると勘違いをしている人が多いようです。IF関数の論理式とは、その言葉のとおり論理値を返す式であって「比較かどうかは無関係」です。 大小関係…

【Excel】AND関数やOR関数を使うなら、まず「論理値を返す関数」であることを理解せよ

複数の条件があるときに、すべての条件をクリアする必要があるのか、それとも、どれか1つ以上の条件をクリアすれば良いのかでは全く違います。前者をAND条件、後者をOR条件といいます。 ところで、Excelでは、AND関数とOR関数をIF関数の第1引数(論理式)…

【Excel】IFERROR関数を用いてエラーを回避する方法、ISERRORとの違いについて

IFERROR関数は、数式にエラーが無い場合はその計算結果をそのまま表示し、エラーが発生した時は指定した値を返す関数です。 =IFERROR([エラーが出そうな数式],[エラー時に表示する値]) Excel2007から導入された関数なので、すでに10年以上が経過しているので…

【Excel】EOMONTH関数を用いた練習問題、月末なのにEOMONTHを使わないパターン

EOMONTH関数は月末を求める関数ですが、月末を計算するだけの関数ではありません(参考:【Excel】EOMONTH関数は月末を求める関数ですが、月初も計算できます)。EOMONTHだからといって月末を求める練習だけをしていると、EOMONTHをうまく活用できません。 …

【Excel】IF関数と他の関数を組み合わせる基本問題、IF関数の追加と修正の練習

IF関数は単独で使うこともありますが、他の関数と組み合わせて使うこともあります。組み合わせる方法としては主に次の3つのパターンがあります。 TRUEまたはFALSEを求める論理式の中で他の関数を用いる 真の場合、偽の場合で他の関数を用いる IF関数の結果…

【Excel】空白セルの判定をして、IF関数で「空白文字列」を返す方法と注意点

空白のセルにはまったく文字を入力していない場合(未入力セル)と、あえて長さ0の文字列(空白文字列)を入力する場合があります。IF関数で空白を扱うには、これら2つの共通点と相違点を理解しなければなりません。 ところで、IF関数は通常、論理式を先に…

【Excel】一致の判定はイコール「=」、等しくないことの判定は不等号2つ「<>」

Excelの数式の先頭にイコールを入力すると計算式であることを表しますが、数式の途中でイコールを入力すると「等しいかどうかの判定」という意味になります。先頭にイコールを入力するのと、途中にイコールを入力するのは意味が異なります。 数学(算数)の…

【Excel】IF関数の共通部分を外に出す、ある条件のときだけ計算を追加する

IF関数を使うときは最初に論理式を考え、その後に真の場合と偽の場合を考えるという順序で数式を作ります。そのため、真の場合と偽の場合で共通する部分があっても、それに気が付かず同じ式を2回書いてしまうことがあります。そして、数式が長くなってしまい…

長いIF関数の式に慣れるには、まずIF関数の中に簡単な計算式を入れる練習をしよう

初心者にIF関数を解説するときには「~であればX、そうでなければY」といった単純な例を紹介することが多いです。市販されているExcelの教科書やネット上の講義でも、単純な例だけを紹介しているため、初心者の皆さんは「な~んだ、IF関数って簡単なんだ~…

【IF関数】以上と以下の練習問題、未満との違い、イコールの有無の判断基準と注意点

IF関数の論理式で大小関係を記述する場合、最も注意しなければならないのは不等号にイコールを付けるかどうかという点です。イコールを付けるかつけないかはExcelが決めることではなく、人間が決めることです。 原則として日本語で「以上」「以下」のように…


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