関数
ExcelでLEFT関数、RIGHT関数、MID関数を使うときには単純に文字列の一部を抽出することもありますが、取り出した文字列を条件としてIF関数で判定したり、検索値としてVLOOKUP関数と組み合わせて使うこともあります。 また、IF関数で取り出す文字数を変えたり…
Excelのセルに入力された文字列から、その一部分だけを取り出すには、LEFT関数、RIGHT関数、MID関数を使います。LEFTは左からの文字数を指定し、RIGHTは右からの文字数を指定します。MIDは途中の文字を取り出します。さらに、これら3つの関数を組み合わせる…
以前からMOS試験(ExcelのExpertレベル)ではキューブ関数が出題されていますが、全国にある試験会場からキューブのサーバに接続することはできないので、デモ画面(仮想の画面)で出題されていました。 しかし、Excel2016の試験では出題傾向が変わり「Excel…
MOS Excel Expertの出題範囲のなかで受験生を悩ませる、難しい関数の一つにキューブ関数(CUBESET関数、CUBEMEMBER関数、CUBEVALUE関数、CUBERANKEDMEMBER関数など)があります。 キューブは、あらかじめ集計されたものを効率よく検索するための特殊なデータ…
三角比には、sin(サイン)、cos(コサイン)、tan(タンジェント)があり、これらは直角三角形の3辺の長さの比率を表しています。 三角関数は、三角比の考え方を応用して、「原点Oを中心として半径が1の円」の円周上にある点のX座標をcos、Y座標をsinと…
10倍、100倍、1000倍もしくは0.1倍、0.01倍、0.001倍というのは小学校の算数で習いますが、これを10の累乗で表す指数法則は高校数学で習います。指数関数や対数関数は、高校の「数学II」の教科書になりますが、たぶんほとんどの人が習ったことすら忘れている…
RANK関数は順位を付ける関数です。MOSではめったに出題されませんが、一般的なExcelの検定では3級レベルです。というわけで、初心者向けのRANK関数の詳しい説明については他のサイトに任せることにしたいと思います。 ところで、RANK関数については不便なこ…
オートSUMで合計を求めることを覚えたら式の意味を考えてみましょう。例えば、セル範囲A1~A5の合計を求めるときには「=SUM(A1:A5)」と書きます。オートフィルをすると相対参照によって合計範囲が変わります。もし、合計範囲を絶対参照にして「=SUM($A$1:$A$…
Excelで合計を求めるときにオートSUM(SUM関数)を用いることがありますが注意点が2つあります。 SUMが使えるように表を作る 合計だからといってSUMとは限らない 表を作るときにSUMを意識し「SUMが使えるような表」を作ることが大事です。表の作り方を工夫…
Excelの学習で最初に登場する関数はSUM(サム)関数です。SUMとは合計のことです。 合計はよく使う計算であり、通常は「オートSUMボタン」を使って求めます。このボタンは足し算の式やSUM関数をキーボードで入力する手間を省いているだけで、入力された式の…
FV、PMT、NPER、RATE、PVの5つの財務関数はMOS Excel(Expertレベル)の出題範囲となっています。このうち、将来価値を求めるFV関数の引数と定期支払額を求めるPMT関数の引数を比較すると、FVとPMT以外の引数は変わりません。FVを求めるにはPMTが必要で、PM…
ExceのPMT関数の「PMT」とは分割払いの1回あたりの支払金額のことであり、支払いを表すペイメント(payment)の略です。一括払いの時にPMTを使うことはありません。分割払いにはいろんな種類があります。 預金の場合・・・積立預金の1回あたりの積立金 借…
MOS Excel Expert(上級レベル)に出題される財務関数を覚えるときには、関数名の英語の意味(正式名称)を理解しなければなりません。例えば、FV関数とPV関数の違いを理解するには「F」と「P」の違いを理解しなければなりません。FV関数が理解できれば、PV関…
Excelの財務関数(初歩のもの)では、現在価値や将来価値という言葉が頻繁に登場します。 お金の貸し借りや投資をすると、利息や相場の変動などによって元の金額より増えたり減ったりします。現在価値や将来価値は現金の増減や収支を表す概念ですから、プラ…
ExcelのオートSUMのボタンには、合計、最大、最小のほかに、平均と数値データの個数があります。操作方法は同じです。 AVERAGE関数(アベレージ)は平均を求める関数であり、オートSUMボタンを用いて求めることができますが、単に求めることができたらそれで…
オートSUMボタンにある合計や平均は、通常、決まった範囲の合計や平均を求めます。次の図のように同じ期間の合計や平均を求めて比較します。このとき、オートフィルによってその範囲を変えることができますが、これはExcelの相対参照の機能を用いて数式をコ…
Excelの教科書には、平均はAVERAGE関数で求め、たいていの場合はオートSUMボタンを使えば足りると書いてあります。しかし、AVERAGE関数で求められる平均は「単純な平均(算術平均)」であり、加重平均は求められないということに注意しなければなりません。…
オートSUMボタンの使い方をひと通り学習した後で必ずと言っていいほど登場するのが、串刺し集計(3D集計)と呼ばれる計算です。しかし、習っている初心者の皆さんはたぶん、心の中で「こんな計算どこで使うのか???」と思っているに違いありません。 別…
オートSUMボタンを使って最大値(MAX関数)・最小値(MIN関数)を求める方法を説明するのは簡単ですが、MAX・MINの練習問題はネットでもなかなか見つからないと思います。 実生活において最大や最小を求めることはあまり無いので、単に最大を求めるだけ・最…
例えば、100点を超えないように加点するとか、マイナスになったら強制的に0にするとか、一律に上限や下限を設定することがあります。また、税金の計算では、上限10万円のことを「~の金額または10万円のいずれか小さいほう」というまわりくどい言い方をする…
「関数」を初心者に説明するのも、初心者が理解するのも難しいことです。Yahoo知恵袋などの質問サイトでも、意味不明な質問をよく見かけます。 ところで、数学の世界では、「関数のカリー化」(curry=食べ物のカレーと同じスペル)という言葉があります。 h…