わえなび ワード&エクセル問題集

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【Excel3級】事務職の採用試験でスキルを試すのに本当に必要なことは何か

履歴書や職務経歴書の自己アピールで「Excelができる」「Excel中級」というのを絶対に信用してはいけません。Excelで文字を入力できるだけの人もいれば、余裕でマクロが作れる人もいます。スキルの自己申告ほど当てにならないものはありません。特に、事務職の採用ではしっかりとパソコンスキルを試験で確認するべきです

しかし、採用担当者がいちいち問題を作るのも面倒だと思いますので、プロの人が作った試験問題を拝借することにしましょう。

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目次

この記事は特別企画なので動画はありません。

1.Excelの事務処理スキルを試すのに必要なこと

求人で「VLOOKUPが使える」「グラフが作れる」「ピボットテーブル」といった具体的な内容が書いてあることがあります。求められるスキルは会社によって異なります。

しかし、事務職の場合に限って言えば、正確に、素早く処理することが求められますから、中級レベルの内容を中途半端に知っているより、初級レベルの事務処理をパーフェクトにできたほうが良いです。初級レベルが完璧にできないのにExcelの関数が使えることを殊更にアピールするような人は、知ったかぶりの可能性が高く、事務職の適性が無いと言えます。

VLOOKUPやピボットテーブルが理解できない人は、その内容が難しいから理解できないのではなく、解説を理解するための前提となる「基礎」が無いのです。

 

2.コンピュータサービス技能評価試験の表計算3級

中央職業能力開発協会が主催するコンピュータサービス技能評価試験は、おもに職業訓練校で実施される検定試験です。表計算3級は、3問で試験時間45分の実技試験です。毎年、サンプル問題が作成されて一般に公開されています。この記事の執筆時点では、2019年度サンプル問題が公開されています。

試験問題概要・出題範囲 : 中央職業能力開発協会(JAVADA)
https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/sinsa_comp/shiken-mondai.html

MOSよりも簡単な問題ですが、3級の問題がすらすら解けないようでは、ネットで調べて解決する能力もなく、ネット上に載っている解説も理解することができないはずです。

逆に、3級の問題が余裕で解けたらそれ以上を求める必要は無いと思います。なぜなら、VLOOKUPやピボットテーブル(いずれも2級の範囲)が必要であれば、自分で勉強することが可能だからです。要するに「調べて解決できる」程度の知識があるかどうかを問えばよいのです。

 

3.2019年度サンプル問題1改題

問題

新規ワークシートに次の図の表を作成したうえで、あとの処理条件に従って編集しなさい。なお、英数とカッコは半角で入力すること。フォントは問わない。

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  1. 罫線の太さや文字の配置等は上の図の通りである。
  2. 空欄の部分は数式で求めること。なお、達成率は各月の合計の目標達成率のことであり、順位は区分別合計の降順の順位である。
  3. 「月評価」は達成率が1未満なら×、そうでなければ◎とする。
  4. セルC6に、セル範囲B9:B14の個数を求める。
  5. 達成率の表示形式をパーセント小数第1位までとし、区分別合計と総合計をカンマ桁区切りにする。
  6. 月評価C18:H18と順位を中央揃え、区分名を横位置均等割付にする。
  7. B列の幅=11、L列の幅=7とする。

 

解説

試験問題をそのまま載せると著作権の問題があるため、当サイトで作った表を載せています。本番の検定試験ではこれを10~15分で作りますが、1時間かかってもいいので、完全に正確な表ができればOKです。ちなみに、JAVADAというのは中央職能協会のことです。

 

正解例

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採点チェックポイント

(1)英数とカッコは半角です。

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(2)結合して中央揃えをする。

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(3)中央揃えをする。

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(4)右揃えをする。

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(5)太線は縦5本、横5本である。二重線は縦横1本ずつである。ただし、「区分別」と「合計(人)」の間に罫線があってはならない(罫線なし)。

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(6)均等割り付け、パーセンテージ、カンマ桁区切り(Roundは不要)

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(7)列幅

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(8)数式は9か所チェックする。

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4.2019年度サンプル問題2改題その1

問題

インターネットで、JAVADA「試験問題概要・出題範囲」のページを探し、表計算部門3級の提供データを取得して、解凍しなさい。また、「C3S2PR」を開きなさい。

解説

本番の検定試験では、はじめから準備文書が用意してありますのでこのような問題は出題されません。しかし、ネットで探す能力を見る問題は必要です。

採点チェックポイント

問題文の意味が理解できて、ネットで探して、ファイルを開くことができたらOKです。

 

5.2019年度サンプル問題2改題その2

問題

ファイル「C3S2PR」の表について、次の処理条件の順番にしたがって編集しなさい。 

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  1. 4行目と5行目の間に1行を挿入
  2. A列の左側に1列を挿入
  3. D列を削除し、E列以降を左に詰める
  4. 売上個数と対前月比において、平均を除き、売上個数、対前月比の順で値の大きい順に上から並べ替える
  5. B6:E7をF6:I7にコピー
  6. B22:E35をF8:I21に移動
  7. 配置、フォント、表示形式などを次のイメージの通りに作成する(ただし表の途中を便宜上隠しているが、隠す必要はない)

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解説

本番の検定試験ではこれを10分以内で作ります。リスト形式の表を、帳票の形に変える問題です。完成イメージを途中省略しているのは並べ替えが正しくできていることをチェックするためです。

完成イメージを見て何の書式が設定されているのかが判断できなければなりません。

採点チェックポイント

完成イメージの通りに出来ればOKです。ただし、色が多少異なっていても構いません。

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並べ替えは必ず範囲選択をします。

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書式設定は細かいところに気づくかどうかが大事です。右揃え、左インデント、斜体、カンマ桁区切り、パーセント、タイトルの作成、塗りつぶし、太線、二重線、列幅の自動調整など・・・

特に、左インデント、パーセント、カンマ桁区切りに気がつかなければ事務職として致命的です。

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6.2019年度サンプル問題3改題

問題

ファイル「C3S3PR」を開きなさい。

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また、この表を用いて、次のグラフを作りなさい。ただし、グラフの作成範囲はおおむねB14:H35とする(はみ出してはいけない)。

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また、次の処理条件にしたがってページ設定をしなさい。

  1. 印刷範囲はB4:H40とし、1枚に収めて印刷する
  2. 余白は上下左右それぞれ3cm、水平垂直中央
  3. ヘッダー右側に日付の自動挿入、フッター中央にJAVADAと入力

解説

本番の検定試験ではこれを15分くらいで作ります。試験問題には作成の条件がいろいろ書いてあるのですが、完成イメージを見てほぼ再現出来たらOKです。なお、行の高さによってグラフの大きさが変わりますが、不問とします。

 

採点チェックポイント

(1)このグラフを見て、「100%積み上げ横棒」であることが分からなければその時点で失格。

(2)タイトル、凡例、テキストボックス、軸ラベル、データラベルがそれぞれ白抜きになっていること

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(3)凡例を上にし、 凡例の枠線と目盛線が破線になっていること

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(4)縦軸の反転、縦軸ラベルの縦書き、データラベルの内側軸寄り。ただし、軸の交点を最大項目にする。

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(5)グラフエリアの枠線は「角を丸くする」「影を付ける」

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(6)ページ設定

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7.職能の問題集

ちなみに、表計算部門の公式問題集はAmazonや楽天で購入できます。

ただし、受験をするならMOSのほうがいいと思います。

 

8.復習用のリンク

さて、問題を解いてみて実力不足を感じたら次の記事で復習してみてください。

(1)問題1罫線

 

(2)問題1最大最小

 

(3)問題1達成率

 

(4)問題3積み上げ棒グラフ

 

(5)問題3軸の設定

 


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