マイクロソフトが認定するMOS検定には、MOS Word、MOS Excelなどとソフトごとに試験があり、合格証書があり、履歴書にそれぞれ書くことができます。そして、バージョンごとに新しい機能が追加・改良されるため、2010、2013、2016などのバージョンに分かれています。さらに、Wordについては、一般レベルにあたるスペシャリストレベルと、上級レベルにあたるエキスパートレベルの2種類の試験があります。
詳しくは次の記事で説明しています(
)。ここでは、MOS Word2016一般レベルについて解説します。それ以外のバージョンについては公式サイトをご覧ください。
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解説
今回は特別企画につき動画へのリンクはありません。
- Microsoft Office Specialist Word 2016 出題範囲(参考訳)
- わえなびファンダメンタルWordとの対応関係
- FOM「よくわかるマスター MOS Word 2016 対策テキスト&問題集」
Microsoft Office Specialist Word 2016 出題範囲(参考訳)
Word2016一般レベルの出題範囲はおおむね次の通りです。なお、この出題範囲表の著作権は、主催者であるMicrosoft、試験実施機関であるオデッセイコミュニケーションズ社にあります。
【文書の作成と管理】
1.文書を作成する
- 新しい文書を作成する
- テンプレートを使用して新しい文書を作成する
- Word で PDF ファイルを開き編集する
- ファイルまたは外部データからテキストを挿入する
2.文書内を移動する
- 文字列を検索する
- ハイパーリンクを挿入する
- ブックマークを作成する
- 文書内の特定の場所またはオブジェクトに移動する
3.文書の書式を設定する
- ページ設定を変更する
- 文書のテーマを適用する
- 文書のスタイルセットを適用する
- ヘッダーやフッターを挿入する
- ページ番号を挿入する
- ページの背景要素(の書式)を設定する
4.文書のオプションと表示をカスタマイズする
- 文書の表示を変更する
- ズーム機能を使用して、表示をカスタマイズする
- クイックアクセスツールバーをカスタマイズする
- ウィンドウを分割する
- 文書のプロパティに値を追加する
- 編集記号の表示/非表示を使用する
5.文書を印刷する、保存する
- 印刷の設定を変更する
- 別のファイル形式で文書を保存する
- 文書全体または一部を印刷する
- 隠しプロパティや個人情報がないか文書を検査する
- アクセシビリティに関する問題がないか文書を検査する
- 下位バージョンとの互換性に問題がないか文書を検査する
【文字、段落、セクションの書式設定】
6.文字列や段落を挿入する
- 文字列を検索する、置換する
- 文字列を切り取る、コピーする、貼り付ける
- オートコレクトを使用して文字列を修正する
- 特殊文字を挿入する
7.文字列や段落の書式を設定する
- フォントを変更する
- 書式のコピー/貼り付けを使用して、書式を適用する
- 行間、段落の間隔、インデントを設定する
- 書式をクリアする
- 選択した文字列を強調表示する
- 文字列に組み込みスタイルを適用する
- 文字列をワードアートに変更する
8.文字列や段落を並べ替える、グループ化する
- 文字列を複数の段に設定する
- ページ、セクション、セクション区切りを挿入する
- セクションごとにページ設定のオプションを変更する
【表やリストの作成】
9.表を作成する
- 文字列を表に変換する
- 表を文字列に変換する
- 行や列を指定して表を作成する
- テーブルスタイルを適用する
10.表を変更する
- 表のデータを並べ替える
- セルの余白と間隔を設定する
- セルを結合する、分割する
- 表、行、列のサイズを調整する
- 表を分割する
- タイトル行の繰り返しを設定する
11.リストを作成する、変更する
- 段落番号付きのリスト、または箇条書きリストを作成する
- リストのレベルごとに行頭文字や番号書式を変更する
- 新しい行頭文字や番号書式を定義する
- リストのレベルを変更する
- リストの番号を振り直す、自動的に振る
- 開始する番号の値を設定する
【参考資料の作成と管理】
12.参照のための情報や記号を作成する、管理する
- 脚注や文末脚注を挿入する
- 脚注や文末脚注のプロパティを変更する
- 資料文献を作成する
- 資料文献を変更する
- 引用文献を挿入する
- 図表番号を挿入する
- 図表番号のプロパティを変更する
13.標準の参考資料を作成する、管理する
- 標準の目次を挿入する
- 目次を更新する
- 表紙を追加する
【グラフィック要素の挿入と書式設定】
14.グラフィック要素を挿入する
- 図形を挿入する
- 図を挿入する
- スクリーンショットや画面の領域を挿入する
- テキストボックスを挿入する
15.グラフィック要素を書式設定する
- アート効果を適用する
- 図の効果を適用する
- 図の背景を削除する
- オブジェクトを書式設定する
- 図のスタイルを適用する
- オブジェクトの周囲の文字列を折り返す
- オブジェクトを配置する
- アクセシビリティ向上のため、オブジェクトに代替テキストを追加する
16.SmartArt を挿入する、書式設定する
- SmartArt を作成する
- SmartArt を書式設定する
- SmartArt の内容を変更する
※出題範囲は上記の操作や機能を含みますが、これらに限定されるものではありません。
わえなびファンダメンタルWordとの対応関係
当サイトの動画「ファンダメンタルWord」は、検定対策の動画ではないため完全には対応しておりません。
【文書の作成と管理】
【文字、段落、セクションの書式設定】
【表やリストの作成】
【参考資料の作成と管理】
【グラフィック要素の挿入と書式設定】
FOM「よくわかるマスター MOS Word 2016 対策テキスト&問題集」
【MOS Word 2016 Specialistレベル(一般レベル)】
【MOS Word 2016 Expertレベル(上級レベル)】
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