わえなび ワード&エクセル問題集

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【Word】初心者が段落書式で最初に学ぶべきことは「行の折り返し」である

最近は、携帯電話やスマホが普及して小さい画面で長い文章を打つようになりました。改行しなくても勝手に画面の右端で文章が折り返されるので、画面の外に文章がはみ出ることはありません。Wordで文章を打っていると、Wordの画面の幅いっぱいでもなく、また用紙の幅いっぱいでもなく、一定の場所で折り返されていることが分かります。Word文書を作成するときは常に段落の折り返しの場所を確認しなければなりません。

また、ひと続きの文が折り返されていて、右揃えの影響がその末尾(段落記号)まで及ぶことを確認することによって「段落」という概念が理解できるようになります。そこで、今回は折り返しと改行の違いについて出題します。

なお、この記事では、文字列が行の右端で折り返されることを、単に「行の折り返し」と呼ぶことにします。 

目次

問題文のあとに簡単な操作方法を解説していますが、静止画では、わかりにくいと思いますので、最後に動画を載せています。ぜひご覧ください。

0.準備(サンプルファイルはこちら)

わえなび公式サイト(waenavi.jp)では、この記事で使用しているWordのデータを無料で配布しています。ご自由にお取りください。3-1 の「サンプルファイル(ZIP)」です。

 

1.水平ルーラの表示

問題

Wordの画面で、ルーラを表示して、行の折り返しの場所を確認しなさい。

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解説

ルーラruler)とは、文字の位置を表す目盛りのことです。

右端にある右インデントマーカーは、行の折り返しの基準となる目印です。文が長くなり、この目印に達すると、あふれた文字列は、折り返されて次の行に行きます。それでは実際に確認してみましょう。

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表示タブでルーラにチェックを入れます。特に横方向のルーラを水平ルーラといい、Wordの操作では極めて重要な役目を果たします。ルーラを表示させずにWordを教えるとんでもないパソコン講師や教材もあるようですが言語道断です。ルーラは必ず表示させておき、絶対に非表示にしてはいけません。

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右インデントマーカーの位置で文章が折り返されています。これが行の折り返しの場所です。

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2.改行と折り返しの違い

問題

次の図で、A、Bの部分を削除して、その違いを確認しなさい。

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解説

Wordの画面で実際にやってみましょう。

まず、Aを削除します。1行目が短くなるだけで、2行目以降は動きません。改行の記号の右側に、文字がくることはありません。

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次に、Bを削除します。削除した部分が詰められます。

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右端で改行すると、その行だけ独立して動くので、もし、移動や削除によって、その行の文字数が変動した場合は、文章の形が崩れてしまいます。

  • 改行  ・・・その行が独立して動く
  • 折り返し・・・次の行と連動して動く

これに対して、 折り返されている文は各行が独立しているのではなく、連動して動きます。原則として用紙の右端で改行してはいけません

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3.折り返されている文字列の右揃え

問題

次の図のCは折り返されている行の先頭です。このCで、右揃えのボタンを押すとどこが右揃えになるのか、確認しなさい。

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解説

右揃えや中央揃えは、文字列が横方向に動きます。改行された、独立した行の場合は、その行だけが横方向に動きます。

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それでは、折り返されて複数行になっている場合はどうなるでしょう。折り返しは、文が長くなりすぎているだけなので、折り返されている文が横方向の移動をすると、連動して、その影響は文全体に及びます。それでは実際に確認してみましょう。

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折り返されている行の先頭で、右揃えのボタンを押してみます。

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すると、文の最後が右揃えになります。このように、折り返されている文は、先頭から終わりまで、連動して動きます。

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4.段落とはひと続きの文字列である

折り返されている文は先頭から末尾(改行マーク、段落記号ともいう)までが連動しています。長すぎる文字列を折り返して表示しているだけなので、複数行に分かれているように見えて、ひと続き、ひとかたまりの文字列です。

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右揃えや中央揃えをすると段落の一部ではなく、先頭から末尾まですべてが適用範囲となります。それは、改行ではなく行が折り返されているからであり、ひとかたまりの文字列だからです。

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Wordの書式を理解するには、連動する部分をひとかたまりとみることが重要です。これを「段落」といいます。この段落は幅と高さを持つ長方形のブロックです。

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5.Wordのページ設定

行の折り返しが理解できたら、Wordのページ設定(1行当たりの文字数の設定、用紙の余白の設定など)を学習しましょう。

 


解説は以上です。


6.動画版はこちら(無料)

この記事は、わえなび実力養成講座「ファンダメンタルWord」Program 3-1 のYoutube動画を書き起こして、加筆修正したものです。

 


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