トラブルと言えば、水道トラブル8000円~などでおなじみのCMがありますが・・・パソコンに関するトラブルの場合は水道管とは異なり、チャットや遠隔操作で解決できることが多いため、もっと格安で引き受けてくれます。
パソコンが動かなくなった、エラーが表示された、ネットに載っている方法を試したがうまくいかない・・・パソコンのトラブルにはいろいろな種類があります。1時間以内に解決できるものもあれば、解決が不可能なものもあります。しかし、初心者にとっては解決できるのかできないのかすら判別できないはずですから、パソコンのプロの人に診断してもらうだけでも十分価値があるのです。
パソコンのトラブルが一人で解決できないときは、格安の料金で相談に乗ってくれる、パソコンの得意な人を探して、相談してみてはいかがでしょうか?
目次
1.パソコンの得意な人を探す方法
(1)基本的に相談に応じる義務はない
全国にはパソコンの得意な人がたくさんいますが、得意だからと言って他人の相談をなんでも聞いてくれるとは限りません。たとえ家族や同僚であっても、初心者の困り事を解決する義務はありません。
また、ITを専門とする業者もありますが多くは法人向けであり、個人のトラブルに対応しないことが多いです。まぁ、いちいち初心者の相手をしている暇がないのでしょう。
(2)相談に乗ってくれる人を探す
ところが、世の中には、有料で初心者の相談に乗ってくれる優しい人がたくさんいるのです。そういう人は、後述のサイトに登録しています。「パソコンの困りごと何でも受け付けます」「トラブルを解決します」などと、喜んでトラブル解決を引き受ける人がいるのです。
なかには、相談を受け付けることを職業としているフリーランスの人もいるそうです。登録サイトでサービスを検索することによって、「パソコンが得意」でしかも「相談に乗ってくれる人」を簡単に見つけることができます。
2.解決とは何かね。
(1)修理ではありません
初心者の皆さんがパソコンのトラブル対応を依頼するときに、勘違いしていることがあります。それは「解決とは何か?」ということです。
初心者が考える解決とは、パソコンが正常な状態に戻ることではないかと思いますが、勝手な思い込みであり、完全な間違いです。
パソコンは電気製品なので壊れたら終了です。既に壊れているものを治すことは不可能です。医者が、治療法のない病気を全力で治そうとしても治らないのと同じです。トラブルの「解決」とは、治療可能か、不可能かを専門的に診断することであり、医者の診察と同じです。治療法があれば処置を行い、治療法が無ければそれを宣告するのが仕事です。
診断結果を伝えることが「解決」です。治療法があるかを診断してもらうことに対して診断料を支払うのです。
(2)法律に反することはできない
例えば、「アンパンマンを印刷してほしい」という依頼を受けることは不可能です。絶対に不可能なのです。なぜなら、アンパンマンの複製は著作権法によって禁止されているからです。法律違反かどうかを判定してもらうことも診断に含まれます。
このような場合は、なぜアンパンマンを印刷したいのか、どこでどのような意図で使用するのかを聞き、代替案としてどのようなことが可能なのかを提示することも診断に含まれます。
(3)あなたが考える解決策が正しいとは限らない
よく、初心者が相談するときに「~してほしい」「~を治してほしい」と言うことがありますが、その通りにすることが本当に正しいとは限りません。
壊れたパソコンを使い続けることが正しいとは限りませんし、新たな問題を引き起こす可能性もあります。また、「~してほしい」という解決策よりももっと良い解決策があるかもしれません。
1つの解決策にこだわるのではなく、相談の意図を伝えたほうが良いです。
3.診断料はおいくら
パソコンのトラブルのうち簡単に解決できるものであれば1回1000円、長時間の対応が必要なものは2000円~3000円が目安となります。しかし、簡単に解決できるのかが分からないと思いますので、依頼をする前に相談をすることができます。事前の相談は無料であることが多いです。
前述のとおり、1000~3000円を支払ったとしてもパソコンが復旧する保証はありませんが、もし、治療法が見つかって復活したらラッキーです。この値段は超格安と言えます。
4.相談するときの注意点
(1)切り分けに協力すること
「切り分け」とは不具合の原因を探ることです。不具合が発生する原因は一つではないので、その原因の可能性をつぶしていくことによって、原因を特定していきます。
したがって、トラブルとは直接関係のないと思われる操作をすることもありますが、決してトラブルと関係のない操作ではありません。
(2)状況を正確に伝えること
事故で救急車を呼ぶのと同じで、発生した状況をできるだけ正確に伝える必要があります。パソコンの種類やソフトのバージョンが分かればそれを伝えたほうが良いですが、分からなければ「分からない」ことを正直に伝えればよいです。
- 不具合が発生する前にどんな操作をしたか?
- 前日も不具合が発生していたか、以前にその兆候はあったか?
- どのようなエラーが出ているか?
- 再起動はしたか?
- トラブル発生時に何か試してみたか?
(3)診察中は必ず立ち会うこと
パソコンの診断は遠隔操作で行うこともあれば、チャットで指示通りに自分で操作することもあります。操作の指示があった場合は、特別な事情が無い限り操作を拒否することはできません。特に、パスワード(暗証番号)の入力やパソコンの再起動は、他人が行うことはできませんので、自分で操作しなければなりません。
プロの人に相談するときには十分な時間を空け、診察が終わるまでの間、立ち会わなければなりません。絶対に別の予定を入れてはいけません。
5.パソコントラブル解決サービスを探そう
ここで、パソコントラブル解決サービスを探すための代表的なサイトを3つ紹介します。
(1)ココナラ coconala
ココナラは知識・スキル・経験などを気軽に売り買いできるスキルのオンラインマーケットです。会員登録は無料です。ココナラでは、相談の受付や指導をしてくれる先生のことを「出品者」と呼びます。出品されているサービスを購入することで、出品者に相談することができます。
サービス検索で「パソコン」のサービスを探してみましょう。
3800件以上のサービスが見つかります。
費用は、1つの質問に対して答えるのが1000円、1つのファイルの操作や開発について相談できるサービスが2000円、時間制の指導の場合は1時間で2000円~6000円といったところです。
詳細については「ココナラ」をご覧ください
(2)クラウドワークス CrowdWorks
「クラウドワークス 」は、日本最大級のオンラインお仕事マッチングサイトです。仕事の依頼、受注者とのコミュニケーション、ファイルの送受信など、仕事をスムーズに行うための各種機能がそろっています。クラウドワークスでは、仕事を受ける人を「クラウドワーカー」と呼びます。
依頼内容を公開してクラウドワーカーを募集する方法と、希望に合うクラウドワーカーを探して直接依頼する方法があります。
「クラウドワーカーを探す」をクリックします。
パソコンのクラウドワーカーを探してみましょう。5万人以上のクラウドワーカーがいます。実績の多い順にすると受注実績の多いほうから並べることができます。
プロクラウドワーカーは、全クラウドワーカーの中から定められた基準を満たした人だけを選抜した、仕事能力の高いプロフェッショナル集団です。
- 職種部門別の獲得報酬額月間最上位(過去1年間で1回以上)
- メンバー情報編集、スキル登録、経歴・実績登録、NDA、基本情報編集、本人確認書類提出済
- 納品完了率(固定報酬制)90%以上(過去1年間)
- 総合評価 4.8以上(過去累計)
- スカウト数 5回以上(過去1年間)
- コミュニケーション評価 4.8以上(過去累計)
- プロフィール&自己PR 入力済(過去1年間)
詳細については「クラウドワークス 」をご覧ください
6.ちなみに
当ブログわえなび管理人も、このブログでWordやExcelの解説記事を書いていますが、お金をもらって他人の相談を受けたいとは思いません。それは、他人のトラブルよりも自分のブログを書く(自分のやりたいことをやる)ことが優先だからです。
世の中には、パソコンのトラブルを解決してくれるフリーランスの人がたくさんいますので、そういう人を探して相談したほうが良いと思います。
解説は以上です。