わえなび ワード&エクセル問題集

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【Excel】棒グラフ・折れ線グラフ・円グラフの使い分けと種類の変更

ExcelやPowerPointの資料で使うグラフは、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフのいずれかを選んでおけば、間違いありません。特に、項目と数値が1対1で対応している「1系列のグラフ」の場合、これら3つのグラフだけ覚えておけばよいでしょう(系列数については、【Excel】グラフの作り方を勉強したい初心者に何を説明するべきか? - わえなび ワード&エクセル問題集)。

使い分けについては小学校の算数や理科の教科書にも載っていますが、あえてExcelを使って復習してみましょう。

 

 

目次

問題文のあとに簡単な操作方法を解説していますが、静止画では、わかりにくいと思いますので、最後に動画を載せています。ぜひご覧ください。

1.目的に合わせてグラフの種類を選ぶこと

問題

次の3つの表は、数値の部分がすべて同じである。

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次の各設問について、棒・折れ線・円グラフのうち適切なものを選んで作成しなさい。

(1)1つ目の表で、「夕方に降水確率が上がっている」ことをグラフで表しなさい。

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(2)2つ目の表で、「10店舗のうち大阪店と広島店が最も売れている」ことをグラフで表しなさい。

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(3)3つ目の表で、「1日の来客のうち半分以上が15時以降である」ことをグラフで表しなさい。

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解説

(1)1日の降水確率を折れ線にする理由

項目が時系列の順に並んでいる場合は必ず折れ線グラフにします。

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時間の経過とともに、増えているか減っているか、増減が急になっているか緩やかになっているか、など折れ線で結んでみなければ分からないことを表現するときに使います。

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表を選択します。折れ線グラフを挿入します。

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右に行くにしたがってグラフが斜め上に上がっています。午前中は低かったのに、昼過ぎから急激に上がり、夕方の降水確率が高くなっていることが分かります。

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(2)店舗ごとの売り上げを棒グラフにする理由

項目に時系列がなく、単純に多いか少ないかを比較する場合、棒グラフが適しています。

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折れ線グラフより項目軸の並び順は重要ではありません。

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表を選択します。縦棒グラフを挿入します。

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棒の長さで大小関係をあらわします。

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大阪店と広島店が最も多いことが分かります。

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(3)割合を円グラフで表す理由

個々のデータが増えたか減ったかにかかわらず、偏りやバランスを見る場合には円グラフを使います。

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表を選択します。円グラフを挿入します。

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円の形にすることによって15時以降が半分以上を占めていることが分かります。

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2.グラフの種類の変更

問題

誤って次の折れ線グラフを作成してしまった。グラフの種類を変更しなさい。

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解説

折れ線グラフには時系列が必要です。グラフをかいたときに左から右方向に時間が経過している必要があります。この折れ線グラフは間違いです。

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この場合は、時系列がないので棒グラフにします。

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グラフを選択します。グラフの種類の変更のボタンを押します。

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集合縦棒グラフを選びます。

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これで完成です。

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このように、グラフをかいた後で、グラフの種類を変更することができます。

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3.種類を変更できるからといって適切とは限らない

問題

夏よりも冬のほうが寒いことをあらわすため折れ線グラフを作成した。これを縦棒グラフや円グラフに変更してもよいか検討しなさい。

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解説

項目が、1月から12月まで時系列の順に並んでいるので、折れ線グラフを書くことは間違いではありません。

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これを縦棒グラフに変更します。グラフの種類の変更のボタンを押します。

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集合縦棒グラフにします。

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日本では一般に冬よりも夏のほうが暑い、ということを表す場合、夏と冬を比較しているだけなので、棒グラフでも構いません。

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時系列が全くない場合は棒グラフのほうが適していますが、時系列があるものについては、折れ線グラフでも、棒グラフでも構いません。

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これを円グラフに変更するのは絶対に間違いです。

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12か月の気温の合計を求めることはナンセンスであり、実際にありえない気温です。合計がなければ円グラフは成立しません。

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解説は以上です。


4.動画版はこちら(無料)

この記事は、わえなび実力養成講座「ファンダメンタルExcel」Program 9-8 のYoutube動画を書き起こして、加筆修正したものです。

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