わえなび ワード&エクセル問題集

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【ベタ打ち10か条】Wordの文字入力は絶対にマウスを持ってはいけない

 

ベタとは文字がすきまなく並んでいる状態のことであり、ベタ打ちとは文字を同じ大きさで連続入力することです。

すべてのWordの文書はキーボードでベタ打ちすることから始まり、すべてのベタ打ちが終わった後で書式の設定をするのが基本です。覚えたての初心者にありがちなのですが、キーボードとマウスを切り替えてWordを使うのは間違った使い方であり、Wordが全く理解できていない証拠です。このような悪い習慣はできるだけ早い段階で矯正して、正しいWordの使い方を習得すべきです。

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文字入力が最後まで完全に終わっていないのにキーボードから手を離し、マウスを持って書式設定をしてはいけません。

そこで、今回は、文書の終わりを意識した正しいベタ打ちの作法と、書式を無視して入力する練習をします。

 

目次

問題文のあとに簡単な操作方法を解説していますが、静止画では、わかりにくいと思いますので、最後に動画を載せています。ぜひご覧ください。

 

1.書式は次の行に引き継がれる

(1)文字書式

問題

A行のフォントサイズは16ptである。A行の最後で改行をすると、次の行に16ptが引き継がれるかどうか確認したうえで、標準のフォントに戻して本文を入力したいときはどうすればよいか。

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解説

16ptの行に点滅のカーソルを置きます。

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16ptの行で改行すると、次の行も16ptです。

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この設定がいらないときは、10.5ptに戻せばよいが、面倒な場合は書式のクリアをすればよいです。

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フォントサイズのような文字書式は、その文字の右隣の隙間にも同じ書式が適用されます。したがって、改行直前の文字が16ptであれば、その右隣にカーソルを置いたら、その場所は16ptであり、さらに、改行するとそれが引き継がれます。

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(2)段落書式

問題

B行の最後で改行をすると、次の行に中央揃えが引き継がれるかどうか確認したうえで、左揃えに戻して本文を入力したいときはどうすればよいか。

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解説

中央揃えの行にカーソルを置くと、中央揃えのボタンがONになります。

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改行すると、中央揃えのボタンはONのままです。つまり、前の行の情報がそのまま引き継がれます。

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この設定がいらないときは、中央揃えを解除します。

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中央揃えは段落書式の一つであり、行全体に対する設定です。その行内で改行すれば中央揃えの範囲が下に伸びるので、次の行も中央揃えのままです。

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2.書式を設定しない行を下に用意しておく

問題

文字入力の際に、書式をクリアする手間を省くにはどうすればよいか考えなさい。

解説

改行すると、何も書式がない行(新規の行)が増えるわけではありません。しかし、毎回、書式をクリアするのも面倒です。

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ある行を16ptにしたい場合、あらかじめ、改行をしておきます。つまり、16ptの設定をする行と設定しない行を用意します。

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その後で16ptの設定をします。

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もし、次の行に16ptを引き継ぎたい場合は、前の行の終わりで改行します。

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引き継がずに新規の行にする場合は、そのまま入力すればよいです。

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このようにすれば、書式の解除の手間はなくなります。

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また、中央揃えの場合も、中央揃えをする前に改行しておきます。

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上の行だけ中央揃えをすれば、下には設定のない行が残ります。原則として、Wordで文書を作るときには、書式の無い行を最後に用意しておきます。

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3.Word文書は左上から始まり左下で終わる

文書の最後は必ず、何も設定のない空行にします。

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Word文書は左上から始まって、左下で終わるようにします。常に文書の左端を見ながら、文書作成をします。

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仮に、右揃えで終わるような文書であっても、そのあとに改行をして、文書の最後が左下で終わるようにしたほうが良いです。

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ただし、例外があります。用紙に余裕がまったくない場合には、無理に空行を残す必要はありません。また、1行または少ない行数でおわるようなポスターや横断幕は、その次の行に文章を続けて打つことがないので、その場合、空行は不要です。

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4.ベタ打ち10か条

問題

Wordでベタ打ちをするのに気を付ける点を論じなさい。

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解説

ベタ打ちは、テキスト入力ともいいます。書式もなく、大きさも変えず、ただ、文字をだらだらと連続して入力することをべた打ちといいます。このように入力されたデータをテキストまたはテキストデータといいます。本来は改行も入力しませんが、Wordでは改行は入力します。

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そこで、ベタ打ちをするときの心構えを10個紹介します。

 

鉄則一、書式を無視してひたすら文字を打つ

文字が大きいか小さいか、色がついているかついていないか、右か左か、揃っているか揃っていないかに関係なく、とにかく文字を打ちまくります。多少、順番が間違ったとしても気にする必要はありません。見直しは後ですればよいのです。

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鉄則二、マウスを絶対に持ってはならない

ベタ打ちをしている最中は、キーボードの作業に全神経を集中させます。両手を使ってキーを叩きまくります。ベタ打ちの最中は、マウスを隠してしまってもかまいません。マウスを持たないのですから、書式は一切設定しません。Wordの検定試験のように、入力すべき文書が決まっている場合は、集中して最後まで一気に入力しましょう。

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鉄則三、中身を考えない

手元に手書き原稿がある場合は特に、テキストを起こすことだけに集中して、余計なことを考えてはいけません。仮に文章の内容が間違っていたとしても、明らかな誤字脱字でない限り、直す必要もありません。中身が正しいかどうかはべた打ちをした後で考えます。

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鉄則四、全部左詰めにする

必ず、左端から文章をはじめて、改行して左端で終わる、この作業を繰り返します。インターネットのテキストボックス(入力欄)に入力するイメージで入力します。入力している最中に、左か右かを考えてはいけません。

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鉄則五、途中で折り返しがあっても、かまわず打ち続ける

文が長すぎて、折り返しがあったとしても、改行せず、かまわず打ち続けます。書式を設定することによって折り返しの位置が変わる可能性があるからです。そもそも文が長いかどうかを考えてはいけません。ただし、明らかに改行され、文が連続していない場合は改行します。

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鉄則六、図表は無視

図形や画像は取り除いて考えます。そして、その中に使われている文字も入力しません。もちろん、線や装飾も不要です。表も飛ばします。

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鉄則七、行をあけるのは1行で良い

最終的に何行分あければよいかは、全体のバランスを見て決めるので、どれだけ大きくあいていても、とりあえず改行1個分にとどめておきます。図形や画像はあとで挿入するので、その分も考慮する必要はありません。

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鉄則八、保留は四角■にしておく

読み方が分からない漢字や、変換の仕方がよく分からない特殊な文字があったら、とりあえず四角■やアットマーク@などの目立つ記号にしておき、最後まで入力が終わってからゆっくり直します。確定していないデータも同様です。

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鉄則九、文字間隔は詰める

文字の途中にスペースが入っている場合は、1個までとして2個以上は打つ必要はありません。ただし、段落の最初の字下げは、最初に全角スペースを打っておいて差し支えありません。

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鉄則十、繰り返しは打たない

反復している文字列、似たような文字列は、あとでコピーをしたほうが早いので入力不要です。特に、固有名詞など入力がややこしいものが、何回も出てくるときは、後回しにします。このとき、四角やアットマーク@など目立つ記号で印を付けておきます。

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5.ベタ打ち事例演習その1

問題

次の文書について、テキストだけ入力しなさい。ただし、文字は全て全角です。

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解説

それでは、完成図を見ながら、テキストデータだけを拾い出して、Wordに実際にベタ打ちをしてみましょう。文字の大きさや、文字の間隔は一切無視して、文字を打ちます。
線もいりません。フォントも明朝体のままです。

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右インデントのせいで折り返されているところは、かまわず入力します。行の途中で文が終わっている場合だけ改行を入れます。赤くする必要もありませんし、フォントも明朝体のままです。

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行が大きくあいているように見えますが、どれくらいあければいいのかは後で考えますから、とりあえず1行だけ空けます。それ以上あける必要はありません。

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左インデントのせいで少し文章が右に寄っていますが、全部左揃えで入力します。幅いっぱいに入力しますから、当然、1行の文字数も変わりますが、まったく気にする必要はありません。

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まず、入力を始めたら、最後の文字まで絶対にマウスを持ってはいけません。そして、ワードは「をrd」を[F9]キーで変換します。

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それでは実際にやってみましょう。新規作成の白紙の状態から、ひたすら文字を打ちます。ベタ打ちの最後は左下にカーソルが来るようにしておきます。なお、この文章は280字程度ですから、10分で入力できればWord検定の3級程度となります。

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6.ベタ打ち事例演習その2

問題

次の文書について、テキストだけ入力しなさい。ただし、文字は全て全角です。

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解説

最初に写真があり、写真には文字が埋め込まれています。そして、最後に表があります。これらは全部無視します。入力する必要はありません。したがって、本文だけを入力することになります。

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ところで、本文は2列になっています。このようなレイアウトを「段組み」といいますが、ベタ打ちのときには、左の列から順に入力するだけです。左右に分けなくていいです。

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段組みを元に戻すとこのようになります。この状態でよいです。ちなみに、大かっこ[ ]は、かぎかっこ「 」を[F9]キーで変換します。

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1文字程度のスペースは入力します。特に、先頭のスペースは最初に入力しておいてかまいません。

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よく分からない記号があって、変換ですぐに候補として出てこないものは、そこで止まらずに、四角を入力しておいて、あとで修正します。

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点線はタブリーダなので不要です。また、中央揃えも不要ですが、タブは打ちます。

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コラム執筆担当まで入力して終了です。最後に改行を入れます。

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記号は後で探して、適当なものを挿入します。なお、この文章は270字程度ですから、10分で入力できればWord検定の3級程度となります。

 


解説は以上です。


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この記事は、わえなび実力養成講座「ファンダメンタルWord5」Program 5-2、5-3、5-4 のYoutube動画を書き起こして、加筆修正したものです。


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