配列定数と言えば、数式の中に配列定数を入れることによって数式の中の無駄な繰り返しが無くなり、その結果としてシンプルな数式になるというメリットがあります。そして、もう一つの効果として、シート上に表を入力しなくても簡単な検索または変換ができるということです。
ところで、Excelでは「データを検索するなら別の表を入力すべき」という大原則があります。それはシート上に入力したほうが分かりやすく、検索元の表に変更があったときに修正がしやすいからです。しかし、なんでもかんでもシート上に入力したほうが良いわけではありません(後述)。状況に応じて使い分けるべきです。
そこで、今回は、簡単な配列定数を数式の中に記述することによって検索または変換をする数式の練習問題と、二次元の配列定数の基本について解説します。
目次
- 1.配列定数の基本(復習)
- 2.一次元の配列定数を用いて変換する
- (1)連続する整数値に変換する
- (2)数値の範囲を連続する整数値にする
- (3)LOOKUP関数による検索
- 3.定数であることを理解しよう
- (1)本当に別の表を用意する必要があるのか?
- (2)セル範囲か配列定数か
- 4.二次元の配列定数
- (1)二次元の配列定数の文法
- (2)二次元の配列定数の演算
- 5.配列定数を用いた簡単な検索の例
- (1)VLOOKUP関数、HLOOKUP関数
- (2)INDEX関数
- (3)IF関数